いつもご覧いただきありがとうございます。
設計時のブログ紹介も一通り終えましたが、建築着工合意の契約の前に我が家の施主支給品について紹介したいと思います!
施主支給品とは、新築などで施主が工事業者に対して住宅設備などを自ら購入したものを提供することで通常の工事よりも安くおさえることができ、メリットが大きいです。
我が家の施主支給品
我が家の施主支給品です。
■IHヒーター
Panasonic製のIHヒーターをネットで安く購入。
取付は住友林業に依頼。
■キッチンレンジフード
Panasonic製のキッチンレンジフードをネットで安く購入。
取付は住友林業に依頼。
■照明
Panasonic製の外構用ポールライト(部屋内のスイッチと連動)をネットで安く購入。
部屋内のスイッチは住友林業、外のポールライトは地元の外構業者に依頼。
■インターホン
Panasonic製の「どこでもドアホン」をネットで安く購入。
部屋内のモニター設置は住友林業、門柱のインターホンは地元の外構業者に依頼。
■エアコン
DAIKIN製のエアコンを家電量販店でまとめて安く購入。エアコン取付は家電量販店に依頼。
引き渡し後にエアコンを設置することで住友林業と調整し、エアコン用排気口だけを設置依頼。
IHヒーター、キッチンレンジフードは下記の設計時のブログでも紹介していますので、よろしければご覧ください。 こんにちは。 久々のブログ更新ですが、本年もどうぞよろしくお願いします! 今回はキッチンの設計・仕様について紹介します。 キッチンの間取り 我が家のキッチンは、リビング、ダイニング、和室を見渡せる位置 ...
【設計・仕様】1階 キッチン
よかったポイント
施主支給品にしてよかったポイントです。
・好きなメーカーの製品を採用することができる
・標準のレンジフードがごつくてイマイチだったため、シンプルなデザインにすることができた
・住友林業が支給するものとの値引き交渉にもつかえた(洗面台)
基本的には家の工事に影響があるものに関しては全て住友林業にお任せではありますが、一部の電化製品で施主支給した方が安くつくものもあり、我が家の場合は上記の製品をAmazonや価格.comで価格調査を行い、施主支給することにしました。
施主支給で特にこだわったものがキッチンレンジフードで、標準だとかなりごつくてデザイン的にもリビングから見えてほしくないと思うぐらいでした。
施主支給ができることを知り、シンプルなデザインのキッチンレンジフードを採用することができたので、数年経った今でもあの時施主支給にしてよかったと感じております。
あと最終的に施主支給品に含めなかったものでPanasonic製の洗面台がありますが、当初住友林業の見積りがネットの価格に比べあまりにも高かったので、施主支給を申し入れたところ、水回りへの影響が大きいため住友林業側で用意させて欲しいとの話しになりました。引き渡し後のメンテナンス、保証面にも大きく影響するので住友林業にお願いすることにしましたが、価格もだいぶ下げてくれてネットとほぼ同額まで値引してくれたので結果オーライでした!
注意ポイント
施主支給品における注意ポイントです。
・工事現場に届く施主支給品は施主の方で受けとること
・施主支給品に対し、取付など住友林業への依頼を明確にしておくこと
・電源住友林業と外構業者(住友林業緑化以外)での連携が必要
・水回り、電源回りに影響があるものは無理強いせず住友林業と調整した方がよい
施主支給品はメリットも大きいのですが、上記の注意ポイントをおさえておかないと後々トラブルなどに繋がるので検討時に注意が必要です。
特に外構のインターホンやライトなど、部屋の設備と連動させるものに関しては住友林業と外構業者(住友林業緑化以外)で連携して調整しておかないと、外への配線を出す位置など認識が違った場合、再度工事が発生してしまいます。
また、工事現場に届く施主支給品は住友林業が発注したものではないため、施主で受け取るよう依頼されます。ずっと工事現場にいるわけではないため、配送業者と要調整です。
施主支給品の取付に関しては、住友林業の方からも聞いてくれますが、担当にもよると思うので、着工合意前に決めておいた方がよいです。
あとメンテナンスや保証面に影響する水回り、電源回りについては、あまり無理強いせず調整した方がよいです。我が家のように結果的に値引き交渉にも繋がります。
まとめ
今回は我が家の施主支給品について紹介しました。
この後の「建築着工合意書」の中でも「支給品に関する覚書」が含まれておりますので、今回紹介した施主支給時の注意ポイントを意識しながら最大限にメリットをいかしていただければと思います。
私も先輩ブログで施主支給品のことを知ったため、他の方の記事でも紹介されていると思いますので、まだ設計段階の方やこれから家を建てようと計画している方の参考になれば幸いです。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。